九州かたばみ会 会長ご挨拶

会長 浅野 直人(昭和37年卒)
福岡大学名誉教授 浅野 直人 (あさの なおひと)(昭和37年卒)
皆さん、こんにちは。私は、九州かたばみ会の会長を仰せつかっている浅野直人でございます。かたばみ会千葉泰久会長、関西かたばみ会中村泰三会長、山口あじすかたばみ会三好正規会長と同期で1962(昭和37)年に宇部高校を卒業いたしました。
ウクライナでの戦火が消え、一日でも早く、平和が取り戻されることを願ってやみません。
また、気候変動の抑止のためには、この10年が大事だといわれていることにも、心を向けたいと思います。
さて、宇部市制に2年ほど先立って開校され、創立100周年を過ぎて、新たな伝統をつくりつつ歩みを初めている私共の母校である山口県立宇部高校です。伝統ある名門高校としての成果を次々にあげていることは、九州に在住する宇部高校卒業生かたばみ会員としても、まことにうれしいことです。
私共、「九州かたばみ会」は、「九州で根づきつながるかたばみの心」をキャッチフレーズにして、2017年に発足しました。発足に際しては、梶返恭彦、石神美代子両副会長のご努力がありました。会の発足後、2018年第2回、2019年第3回と順調に会を重ねてまいりました。しかし、2020年の第4回は新型コロナ感染症の流行のためにやむなく休会とせざるを得ず、2021年の第5回は、岡村耕二実行委員長のご専門の知見を活かし、さらに永見秀徳事務局長をはじめとする実行委員会幹事のみなさんのご努力によって、WEBでのリモート開催をいたしました。その経験の上にたって、昨年2022年の第6回を久しぶりに参加者が互いに顔を合わせる対面の方式で開くことができ、さらに今年2023年には第7回を開くことができました。お互いの顔が見える同窓会はいいもので、国清校長からの母校宇部高校の大学進学成績の状況や現役生のクラブ活動の様子などを聞かせていただいて、後輩たちの活躍ぶりに感激し、また、藤崎副市長からの宇部市の最近の宇部市のまちづくりの状況とお話をお聞きして、安心したりすることができました。今回も昭和63年卒の高橋成光実行委員長、小松孝司事務局長以下17名の実行委員の皆様の努力とご苦労がよくわかる周到なご準備で、当日のスムースな会の運営ができました。これらの方々の多くのご努力、お骨折りに心から感謝を申しあげます。
東京、関西かたばみ会に比べると歴史の浅いかたばみ会ですが、7月の東京かたばみ会、8月の宇部でのかたばみ会、10月の関西かたばみ会に先立って、毎年5月に開催し、若い方々の創意と工夫で、常に新しい試みに挑戦するという点が、九州かたばみ会の特徴です。会員名簿を固定的に作るのでなく、毎回、電子通信手段で、会へのご参加を呼びかけ。登録をお願いするというスタイルもこれまで続けられてきたやりかたでした。
次回、第8回九州かたばみ会は、昭和59年卒の渡辺亮一実行委員長、千々松英樹事務局長のもとでの、また新たなアイデアに満ちた会合を予定しております。2024年5月25日(土曜日) 午後5時から、福岡市の西鉄グランドホテルで開きます。九州にお住まいの、あるいは、在学のため、勤務のために九州に居住しておられる、宇部高校卒業生かたばみ会員の皆様には、ぜひ、この九州かたばみ会へのご参加をお願いいたします。また、お知り合いのかたばみ会員がいらっしゃいましたなら、この会があることを是非お伝えくださいますようにお願いいたします。
2023年(令和5年) 5月21日
【あさの なおひと 自己紹介】
1943年 名古屋生まれ、1962年 宇部高校卒業(在校中は生徒会長)、1966年 九州大学法学部卒業、同大学院、助手を経て1972年から福岡大学法学部に勤務、1980年福岡大学法学部教授、2014年名誉教授、2021年学校法人活水学院理事。 専門=民法学、環境法・政策学
この間、社団法人環境科学会会長、環境アセスメント学会会長などを歴任
また1993年から中央環境審議会委員、2015年から同会長をつとめていた。2017年2月7日に任期満了により会長を退任。ただしその後も、審議会臨時委員としていくつかの小委員会の委員長の職を継続していたが、2023年2月に退任した。また1991年から大宰府市、1998年から福岡市、2004年から福岡県および北九州市、2022年から大牟田市の環境審議会会長。現在も福岡市以外の環境審議会で会長職を継続している。